へい
自分の土地と他の土地や道路とを区切る為に設置される仕切り。
コンクリートブロックや金網、鉄製格子や木製の板塀さらに 植栽で区切る生垣等その方法には沢山あります。以下におおまかな種類を揚げましょう。
平面図 へいめんず
平面的に見ること。つまり真上から見た図面ということですが 建物の場合、間取りを図面化したものと考えた方が判りやすいでしょう。各階それぞれに作成されます。
 外構計画を立てる上では1階平面図が一番必要です。玄関の位置や 勝手口の位置、テラスやベランダの有無など 知りたい情報はたくさんあります。
最近多くなりましたが 1・2階で二世帯住宅の場合、2階を外部階段にしてプライバシーを確保したり、地下室を作る場合はドライエリアが必要になります。こういった時も必ず外構との絡みが出てきますので一応、各階セットで揃っていると外構業者としてはありがたいでしょう。
外構計画でも平面図と云う呼称は使います。この場合は本体以外に、門の位置、駐車場あるいは植木の配置からアプローチまでを網羅してあります。
へーベー/u へーベー
広さの単位。1m×1mの広さで教科書どうりの答え。一平方メートルと呼ぶのは学校の中と放送局くらいのもの。なぜへーべーと呼ぶのかといえば”へいほうめーとる”を漢字で書くと”平米”となり、それをそのまま音読みして”へーべー”。建築関係者の100%が使う昔ながらの職人さん用語。忙しいときに「へいほうめーとる」なんて言ってられません。
ベランダ べらんだ veranda(h)
縁側、屋根のあるバルコニー
ベンチマーク べんちまーく bench mark
基準点、水準点。敷地の高低差や回りの構築物の状況等を数字で正確に表記する為に設けられる基準点のこと。「B.M.±0」と図面上(敷調図や配置図)に表記されます。
 どんな土地でも完全に平らで、凸凹は一切ない、という事は絶対にありえません。それに、人の目に見えない傾斜と言うものもあります。しかし、敷地に家を建てるためには様々な法律、建築基準法に従わなくてはなりません。そこで、任意の場所に固定された(動く事のない)ある一点を基準点とし そこから様々な位置の高低差を数字で表示します。勿論、最も重要なGLも このベンチマークから導きだされるケースは多々あります。