水盛 みずもり
建物の水平を決めるにあたって 水の表面は常に水平であるという性質を利用した作業のこと。実際に水を使って水平を出したところから、この名称がつけられました。
水盛缶 みずもりかん
水盛をする為に使う道具の事。直径が15cm前後、高さ50cmくらいのいわばバケツみたいなもので 下のほうに小さな口を着けて そこに、直径1センチ、長さ15mから25m程度の透明のビニールホースを取り付けたもの。ホースの先に透明のガラスの管をつけると 使いやすい。
水をバケツの中に8分目程入れ ホースの中の水面の位置を複数の場所に記し その場所を結ぶと水平になります。原始的だけど 正確で間違いのない水平を出す方法ですね。最近では、レベルと呼ばれる光学機器を使うことが多くなりましたが外構工事ではまだまだ現役で頑張っているみたいです。言い換えると外構工事意外では もう誰も使わないのではないかと思います。
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庭師の道具
Mr.トンカチの手作りハウス全記録
水盛遣方 みずもりやりかた
厳密には水盛缶を使って水平を出す作業の事をいいますが、実際にはレベルやスケール(定規)を使って位置出しや高さなど、具体的な事を現場で?????に出す作業のことをいいます。「遣り方をだす」というような言い方をします。
見積書 みつもりしょ
施主の希望を図面化し、その図面にもとづいてどれくらいの工事量及び工事費が必要かを具体的な数字や金額にして施主に提出する書類のことです。内容は各工事項目別に部材を拾い出して、その数量と単価を出し、またいくらくらいの人件費が必要かといった工賃や運搬送料もそれぞれ細かく提示されます。・・・とここまでは、誰でも知っている事で取り立てて項目を作るほどのものでもないと思いますが その内容に施主側からすれば理解できない項目が少なからずあるという事ですね。例えば、諸経費、現場経費、中には一般経費といったものまで目にしたことがあります。その金額は、合わせると全体の工事費を2割や3割押し上げていて、質問すると「これは、会社の利益だ」という返事が返ってきたりと、いささか納得しかねると思っていらっしゃる方は多いのではないかと思います。
<以下、つづく>