名称 | ハナミズキ/dogwood |
別名 | アメリカヤマボウシ、アメリカハナミズキ、フロリダミズキ |
科名 | ミズキ科】落葉広葉樹 |
学名 | Cornus florida |
原産地 | 北アメリカ |
分布 | カナダオンタリオ州からアメリカのマサチューセッツ州、フロリダ半島北部からテキサス州、メキシコの一部にかけて分布している。 日本には明治末期にはあったようだがはっきり渡来したのは明治45年(1912年)当時の東京市長・尾崎行雄がアメリカに寄贈した桜の返礼に贈られてきたときである。大正4年(1915年)に白花種、同6年(1917年)紅花種が寄贈された。 |
特徴 | 花期は初夏。開花は葉と同時か、または葉より先に咲きます。樹形は整形で秋に紅葉、花は正確には総苞片です。 |
余談 | 明治45年、当時の東京市長・尾崎行雄からアメリカのワシントンに桜を寄贈した返礼として、日本に渡来したアメリカの代表的花木として有名ですね。バージニア州の州花でもあります。小枝の先に白色の花がつきます。花弁のように見えるのは4枚の大きな総苞で、その中心部のオシベのように見える緑黄色の部分が花です。秋には紅葉が見られるので四季折々に美しく変化する楽しみの多い木でもあります。輸入住宅の流行とともに一躍人気者になった木の代表例でしょう。 |
ハナミズキ。 樹形は直立性で比較的若い木のときから花がつく。j自生種の基本は白。 正確には中心部の緑色の部分が花で、白い花びらの様に見えるのは総苞です。 |
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ハナミズキ 白い花びらのように見えるのは総苞で花は中央の緑色の部分。 |
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ベニバナハナミズキ 樹形は直立型。横に広がる。 |
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ベニバナハナミズキ 花びらのように見えるのは総苞で花は中央の黄緑色の部分。 |
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葉に黄色い斑(ふ)のはいった フイリハナミズキ。 花は白。 明るい葉の色を楽しめる。 |
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植物の名前でミズキとつく、トサミズキ、ヒュウガミズキはマンサク科で、ハナミズキの仲間ではありません。また、草本性のゴゼンタチバナをミズキ属に入れる場合がありますがここでは除きます。 | |
ミズキ。四月下旬です。 白い花が咲いてます。 |