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名称 ハンカチの木
別名 ハンカチツリー ハトの木 平和の木 ユウレイの木
科名 オオギリ科 ダビディア属
学名 Davidia involucrata Baillon
一属一種。ダビディア属は中国でハンカチの木を見つけたアルマン・ダビッド神父(1826〜1900年)の名前にちなむ。
二枚の白い総苞が長く伸びて「ンカチを木にかけたように」見えることからから名づけられたという。
大変珍しい木で 花が咲くまでに10〜15年かかるそうです。
白いハンカチに見える部分は葉が変形した苞(ほう)で、成長の過程で緑色から乳白色に変わります。葉の間から垂れた風情が、ハンカチが風になびいているように見えることからこの名がつけられました。
「ハンカチの木」は、中国で発見された植物で、「ハトの木」や「ユウレイの木」などとも呼ばれている。植物界のパンダだそうである。一八六二年から一八七四年まで中国に滞在したフランス人宣教師のJ.P.A.デビッドが、四川省の西境でこの木を発見した。一科一属一種の珍種で、発見者にちなんでDavidia involucrataと命名された。白い花びらのように見える部分は、大小二枚の垂れ下がった苞であり、この特異な形状が人目を惹いたのであろう。「ハンカチの木」と名付けられた。別名のハトは天使のハトであり、ユウレイは聖霊のことと考えられている。日本では、一九五八年にワシントン大学樹木園から東京大学付属植物園(小石川植物園)に導入されたものが最初である。          (東北学院大学工学部)


白いハンカチに見える部分は葉が変形した苞(ほう)

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