名称 マテバシイ/馬刀葉椎 
別名 マテガシ、マテジイ、サツマジイ、アオジイ、トウジイ
学名 Pasania edulis  
科名 ぶな科 マテバシイ属
語源 マテバシイは葉の形がマテガイのような長い形をしたシイの意味がある。
また、実は大きく形もよいのですが、ツブラジイやスダジイと比べて大味なので「まてばやがておいしくなる」と言う事でつけられたとも言われます。
分布 日本の関東以南原産。沖縄から本州中南部、暖帯  日向を好む
特徴 高さ10m、幹回り3mになる。アカガシに似ているが、アカガシの葉は先が尖っているのに対して、これは先が丸みを帯びている。幹は灰褐色、平滑で、下部でよく枝分かれする。葉は互生してやや大きく、革質で長楕円形、葉裏に褐色の毛がある。
日当たりの良いところを好み、成長は比較的早く横に広がるので庭木としては景観樹や緑陰樹としてもちいる。
栽培 肥沃な乾燥地を好むが、やや湿った土地でも良く育つ。樹形は自然に良い樹形に育つが剪定もできる。移植は萌芽期、梅雨時、9月が良い。
繁殖はどんぐりを採り播きする。


マテバシイの樹形
  • やや球状になる
  • 枝分かれして緑陰をつくる
  • 性質は強健
  • 潮風に強い
  • 雌雄同株
マテバシイの葉
右は種子
  • 厚い革質
  • 長楕円形
  • 淡緑色
  • 葉裏には褐色の毛
マテバシイの果実
  • 6月に黄褐色の花
  • 翌年の秋に長楕円の堅果