針葉樹 | しんようじゅ/コニファー 広い葉を持っている広葉樹に対し、文字どうり針のような葉を持っている樹木の事を言います。 針葉樹は 花や形、葉も幾多の花木に比べて地味ながら 形が整い、枝張りも狭く、耐陰性の強いものが多いので、庭木として、主木や遮蔽、防風、防塵、防火用などにつかわれます。一般にうっそうとして濃緑色で重厚な雰囲気がありますが マツ類は葉層が薄くて明るい感じを与え、樹形も変化に富むので、昔から日本庭園の主木として重要でした。 また、針葉樹類を英語でコニファーと言いますが、これは『コーン(球果)をつける植物』という意味でコニファー類と呼んでいます。 以下に分類を簡単にまとめて見ます。
ドワーフ・コニファー/矮性針葉樹 矮性(わいせい)、八房性(やつふさせい)、ちゃぼ性、姫性、匍匐性等といわれる針葉樹類。 針葉樹の大きさは、セコイアやヤクシマスギの様に、樹高100mを超えるものから小さいところでは【天山杉】のように地上5Cmと様々あります。 これらの内、特に矮性(わいせい)の針葉樹は庭の縁取りやロックガーデンなど、更に鉢植えとしても様々な顔を見せてくれるところから愛好者も多い。 その範疇としてはマツ、スギ、ビャクシン(イブキ)、ヒノキ、トウヒ、キャラ、マキ、などが日本でよく使われる種類でしょう。 |
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