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写真1

道路から庭の方向を見たところ。植栽が終わって3ヶ月前後なので まだ葉が茂って完全には目隠しにはなってない。ほぼ見えなくなるまでにはおおよそ2年から3年くらいかかるが、それも木の種類によって異なってきます。又、落葉樹と常緑樹の混合比率によっても違います。



写真2

駐車場から庭へぬける道と枝折戸を見たところです。



写真3

庭への通路の前に車を置くと、簡単に出入りすることが難しくなります。この写真に限り施工後すぐの時期と思われます。窓の目隠しの落葉樹ヒメシャラがまだ芽吹いていません。



写真4
写真4
庭への通路にもっと寄って見ました。駐車場の仕上げは通称『ピンコロ』と呼ばれていますが、御影石を10センチ角のサイコロ状に割った石を使ってあります。耐久性にすぐれ、あまり自己主張することのない仕上がりになります。



写真5

庭の中へ入ってきました。枝折戸を開けたままですね。駐車場から庭へのアプローチも同じ素材、御影石の小舗石で仕上げてあります。



写真6

上の写真5と、どう違うかというと、ーーー枝折戸を閉めて入ってきましたーーーまぁどうでもいいことですけどね。



写真7

入口を背にして、庭を見たところです。芝は目地を空けないでべた貼りにしました。
こちらの場合お隣との境界線上にブロック塀がありました。その部分を出来れば植栽でカバーすることが出来ないかというのが施主のご希望でした。一般的にこういった場合常緑樹が多いのですが、下の写真の様にツルモノを使うと又、面白みがあっていいとおもいます。
 こちらで使ってるのは『ムベ』といい、アケビ科の常緑つる性木本類です。日陰に強く、アケビに似た実がなりますが、壁を直接這うことが出来ない為 写真のような四つ目垣を作ってそれに絡みながら上っていきます。
 四つ目垣は耐久性を考えて柱や横桟は天然木ですが 竹にの部分は FRP製の商品名pグローベン』を使いました。



写真8

ムベにとっては必要不可欠は四つ目垣ですが やはり、見せる という要素も必要ではないかとおもいます。また、用途や状況によっても違ってくる場合があります。
こちらの場合は、お隣との関係で 地面から比較的高い位置まで隠したいという事から、四つ目垣全体を高い位置に設置しました。そのために四つ目を組んだ竹の自重やムベの重さで下がってくるのを防ぐ意味で杉板を上下にそれぞれ胴縁として使用してます。柱用の丸太や胴縁は火で炙って焦げ目をつけてありますが、これは本来、虫や病気予防の為に施してあるものですが、出来上がったばかりの時は なかなかいいもんですね。

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